2007年2月22日木曜日

ゆびとま役員体制変更 社長逮捕で信頼回復向け

東京のコンピューター関連機器製造会社の民事再生法違反事件に絡み社長ら役員三人が逮捕された長崎市の同窓会サイト運営会社「ゆびとま」は二十一日、信頼回復に向けて役員体制を変更。自社ホームページで「個人情報の漏えいや悪用の事実は一切ない」と発表した。


関係者によると、役員七人のうち逮捕された社長の下村好男容疑者ら三人を除く、四人が東京で取締役会を開催。暫定的に佐々木康隆取締役が代表取締役社長に就任する人事を決定した。さらに新設したコンプライアンス(法令順守)委員長に、元愛媛県警本部長で平成国際大名誉教授の魚谷増男氏が就任した。


新社長の佐々木氏と秋岡政治取締役は、逮捕された役員の一人が会長を務めていた東京の出版社や関連会社の役員でもある。今後、同出版社や下村容疑者が所有する株式を譲渡し、事件との関係を一掃する方針という。


ゆびとまは一九九〇年に女性経営者を中心に設立し、同窓会サイト「この指とまれ!」を運営。二〇〇六年一月にイベント会社を合併した際に、元暴力団組長の下村容疑者らが経営に入り込んだらしい。詳細=> http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070218it01.htm


 下村容疑者ら三人は民事再生中だったコンピューター関連機器製造会社「アドテックス」(東京)の資産を債権者の利益に反して処分したとして今月十九日までに警視庁に逮捕された。


長崎新聞ホームページ-ゆびとま役員体制変更 社長逮捕で信頼回復向け

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070222/08.shtml

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